住宅性能と燃費
日本では年間14,000人の方がヒートショックを原因とした脳・心疾患によって亡くなっています。また室内温度差による結露によってカビが発生すると、それを餌とするダニが発生し、アレルギー皮膚炎などさまざまな病気リスクが高まります。
省エネ性能表示BELS 最高評価「5」
新たな住宅の省エネ性能の表示制度BLESとは、住宅・建築物の省エネルギー性能を評価・表示する第三者認証制度です。簡単に言うと、家電の省エネルギーラベルや車の環境ラベルのように「住宅の燃費」を表すもので、建物も燃費性能で選ぶ時代がやってきます。エネルギー消費も少ない「燃費のいい」住まいを選ぶ基準として比較し、見定めて行かなければなりません。
断熱等性能等級のランク「5」
黒田工務所では、天井・外壁・床下・窓など、それぞれの部分において適切な断熱部材を選定し、2020年の省エネ基準適合だけではなくZEH基準も上回る断熱性能であるHEAT20のG1相当、高断熱性能と高気密性能の家づくりをしています。夏の日射熱と冬の熱損失を少なくし、一年を通して家中を快適に保つことで、冷暖房機器の使用の軽減も可能になります。
高性能グラスウール
グラスウールは、リサイクルガラスが主原料のガラス繊維で、断熱性、保温・保冷性をはじめ吸音性にも優れた素材です。
高温で溶解したガラスを遠心力で吹き飛ばし、ふわふわした綿状に繊維化したもので、製造方法は縁日などでおなじみの綿あめをつくる原理と基本的には同じです。
Low-E複層ガラス
熱の出入りが一番多い窓には、断熱性・遮熱性に優れたLow-E複層ガラスを採用。
全室の窓に採用することで建物全体の断熱性を高めます。室内の熱を逃がさないため、冷暖房エネルギーを抑え、経済的です。
窓の断熱性能:1.40W/㎡・K
一次エネルギー消費量等級 最高等級「5」
快適な住まいは、エネルギー消費も少ない“燃費のいい”住まいでもあります。
暖房費や冷房費がいくらくらいかかるのか、 家の性能から計算式で算出することが可能です。
ずっと住み継いでいただくために、わたしたちはこの一次エネルギー消費量等級にも徹底的にこだわり、標準仕様で最高等級「5」を取得。
黒田工務所では、改正省エネ基準だけでなく、さらに厳しい基準が設けられている低炭素基準も余裕をもってクリアできる性能となっています。