小さい家でも、理想を詰め込んだ家づくりはできる
小さい家でも、理想を詰め込んだ家づくりはできる
コンパクトハウスに、家族の理想を詰め込んだ家はつくれる
景気が一向に良くなる気配をみせない中、物価だけが上昇し続けています。
賃金の関係から住宅ローン総予算は増えず、ローンを組むご家族にとって苦しい局面を迎えています。
理想を取り入れつつ坪数を小さくして、コンパクトハウスを建てる家族が増えているのもそんな背景があります。
家づくりのご相談を受けたときに「どの部屋をなくすか」「なにを諦めるか」を一緒に考えてもワクワクしないですよね。
ご家族の希望は残したままどうやってとり入れ、余計なものを見つけ出して削ぎ落とすかを考えるのです。
リビングの大きさはどのくらい必要か
例えばリビングルームは8~10畳がスタンダードですよね。
3人掛けのソファーを置いて、左右前後に余裕を持たせ、テレビを中央に置くイメージです。
でも本当にそこまでの広い空間は必要でしょうか?
何人座るか、ソファーでどう寛ぐのか、何のテレビをどのくらいみるのかなど
十分に試行錯誤して、快適な小さい4畳程度のリビングを考えるのです。
くつろげるスペースの大きさは
くつろげるスペースとして和室が欲しいと希望される方も多いです。
和室の広さは4畳半~8畳でつくるのが一般的。
和室でどんなことをするのか、使うときの環境を一緒に考えていきます。
6畳の和室・・・6人掛け座卓が置ける。両親が泊まれる。
4畳半の和室・・・丸机を置いて4人集まる。
3畳の和室・・・大人がごろごろできる。子供の遊び場。
和室に収納が欲しい場合には、立体的に構成して小上がり収納にすれば、その分もコンパクトにできます。
予算の都合上、家が小さくなってしまっても、ご家族が「本当はこうしたい」という気持ちを我慢させてしまう家づくりはしたくありません。
ご家族のやりたいこと、必要な動線、理想のカタチを一緒に悩みながら考え、それらをギュッと詰め込んで、満足していただける「洗練された間取り」にしていくことが私たちの役目だと思っています。